マンションは倒壊・崩壊・延焼のリスクは低いため、避難所への避難ではなく、自宅での「在宅避難」が原則になります。電気や水道、エレベーターなどの建物内のインフラが止まった状態でのサバイバルの留意点や地区内での取組みを紹介します。
1.非常用トイレ
停電で水が出なくても、排泄は待ったなし!各家庭で5回×人・日のトイレを備蓄を推奨、マンホールトイレの設置も推進します。
2.家具の固定
高層マンションの長周期の大きな揺れで、固定していない家具が部屋の中で凶器になります。建物にしっかり固定しましょう。
3.ゴミの分別
ゴミ収集の再開には時間がかかります。壊れた家具等の災害廃棄物と、生活ゴミの分別を推奨して、衛生環境を保ちます。
4.内水氾濫に備える
内水氾濫を想定した、地下の電気室の浸水対策について、マンション間で情報共有を進めます。